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瀬戸めぐり [小旅行]

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将棋の町、瀬戸市へ行ってきました。
瀬戸市は「やきもの」の町でもあります。
そこで、さっそく瀬戸名物の焼き物にチャレンジしてみます。
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これが、瀬戸名物の焼き物かぁ!
おまつり開催中であったこともあり、お店には長蛇の列ができていました。
チャレンジにふさわしい状況となっています。
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これが、その焼物です。
見たところは普通の焼きそばですが、織部釉の皿に盛られています。
瀬戸焼の皿に盛りつけるのが「瀬戸焼きそば」のお作法となっているようです。
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本来の「やきもの」の方へ目を向けましょう。
町は、瀬戸物を販売する祭りで賑わっています。
それに背を向けて、ミュージアムを覗いて見ました。
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通称「モロ」と呼ばれた昭和30年代から40年代のやきものの工場が再現されていました。
写真はろくろなどで成形された製品を乾燥させるサシダナです。
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絵付場の様子です。
サシダナで乾燥させた製品の絵付け作業は、採光を考え窓際で行われることが分かります。
このあと、釉薬をかけ、窯で焼く工程となります。
展示内容は一見の価値ありと思います。
この後、精細な染付が施された便器の展示の前で、しばし固まってしまいました。
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「せとものまつり」の賑わいを避けて、町を散策しました。
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観光ポスターなどでよく見かける風景です。
窯垣の道と言います。
使わなくなった窯道具(タナイタ、ツク、エンゴロなど)を積み上げた石垣や塀が400mほど続く道を散策しました。
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窯垣の道を辿った先の山あいに登り窯がありました。
大きな窯です。
昭和50年代まで使われていたそうです。
ミュージアム展示されていた窯は石炭窯でした。
石炭窯は明治の末ころから昭和30年代ころまで使用された窯です。
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ミュージアムに展示されていた写真です。
神社の境内に座り込んでおじさんたちが将棋をやっている風景が写っていました。
陶業に携わる職人たちは、神社の境内や風呂屋の前の縁台で、盛んに将棋を行ったそうです。
瀬戸は、そういう風土があったのですね。

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